Higoleの GOLE2 Pro というミニPCを2024年3月に購入してしばらく使ったのでレビュー。
言いたいこと:付属のType-C アダプターは常時12V出力なので、絶対に他の機器で使用しないこと!!
昔からミニPCにロマンを感じる派で、いままでさまざまな機種を使ってきました。
Higole の GOLE1 は 2017年4月に GearBest というサイトで $165.59 USD (1ドル110円くらいだった) で購入したようです。
GOLE1はバッテリー&モニター搭載、さらに外部端子が充実した最小クラスのフル Windows 端末として唯一無二の存在で、なにかと便利に使っていたのですが、いくつか不満な点もありました。
・バッテリーが充電されている状態で電源ボタンを押しても起動しない場合がある。その場合は、リセットボタンを細い棒で押す。
・電源ランプが外に出ていないので、LANコネクタの隙間から斜めに覗いて確認する必要がある。
・ストレージが64GBしかないので、大型のWindows Updateが来た場合に、即 windows.old を削除するなどの対応が必要。
・Android 5.1が8GBを占めていて邪魔(パーテーションをすべて削除してクリーンインストールした。)
・TouchSettings.gtを書き戻しても、画面端は反応しない。
・SDカードは 32GB 以下のみかつ UHS-1 は非対応なので、Class 10 かつ UHS-1 なしという、ちょっと特殊なSDカードを大事に使用。
・WLANのアンテナがコネクタを塞いでいて邪魔(WLANはOFFで使用)
・ボタンのタクトスイッチが正面についていてケース内で誤動作しやすく、押し心地も安っぽい。
どれも致命的なものではありませんでしたが、
・Atom Z8350は今となってはさすがに遅い
ということで、後継機を期待していました。
GOLE2 Pro の前に、GOLE1 Proという Celeron J4125 のマシンが発売されていましたが、発熱の問題があるようで、購入をためらっていました。
しばらく迷っているうちに、GOLE2 Proが発売され、本機種は強制空冷となり、CPUも Celeron N5095 となってパフォーマンスが向上したので Aliexpress のコインを割引の上限まで貯めて購入しました。
クーポン込みで、30,904円だったので、Amazon.co.jp よりはだいぶお買い得でした。(その分、不具合があった場合の手続き等が面倒ですが…)
GOLE1と比較すると…
・電源状態のLEDが外から見えるようになった。
・少し大きく、重くなった。(241g→343g)
・ファンの音は多少気になる
・電源ボタン側のUSB Type-CコネクタはPD充電器を使用できる。
・CPU/RAM/Storageも増えてパフォーマンスが向上した。
ということで、正常進化の後継機として活躍してくれそうです。
ただし、
・本体端のUSB Type-C は12V入力専用で、付属のType-C アダプターは常時12V出力
なので、付属の ACアダプタを他の機器に使用すると、(他の機器が)焼損する恐れがあります。
(ACアダプタのラベルに 12V の記載しかないので、まさかPD対応の充電器ではない…ってコト!?思い、Type-C 単体のコネクタをわざわざ調達して確認しました。)
ここは安全のため(GOLE1同様に)普通のDCジャックにして欲しかった。
2024年09月01日
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