GNU Radio + ADALM-PLUTO を Windows10/11 +WSL2 + Ubuntu で使うためのメモ
Windowsの機能の有効化または無効化で 「Linux用 Windowsサブシステム」と「仮想マシン プラットフォーム」を有効化
PowerShell で 「wsl --update」でLinux カーネルを更新
Windows Store から 希望のバージョンの Ubuntu を入手、もしくは、そのままPowerShell で wsl --install Ubuntu-2x.04 でインストール
インストールされたら、
sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt install gnuradio libgtk-3-dev libgl1-mesa-dev xorg-dev
で必要なコンポーネントを入れる。
====== 以下の手順は 2024年4月 以前にWSLをインストール/アップデートした人向けで、WSLg がある場合はうまく動作しません ======
画面を出すために、VcXsrvをインストール
起動時に Disable access control にチェックを入れる
nano ~/.profile
最終行に、
export DISPLAY=$(cat /etc/resolv.conf | grep nameserver | awk '{print $2}'):0
を追加。
source ./.profile で再読み込みすると gnuradio-companionが起動するはず。
====== WSLg で動いている場合は、起動はしますが実行時に qt で死にます。2024年10月の記事をご参照ください。 ======
OOT Block を作るために、
sudo apt install cmake liborc-0.4-dev swig
で、ビルドに必要なものを入れたら
任意のOOT Blockをbuildして
sudo ldconfig
とすれば良い。
ADALM-PLUTOは v3.8 では入れ方が異なるので
https://wiki.analog.com/resources/tools-software/linux-software/gnuradio
を見ておく。
この通り入れたら、ビルドは成功したけどカテゴリが core に移動していて
探すのに手間取ったので v3.7 と合わせるようにプルリクエストしておいた。(マージ済み)
https://github.com/analogdevicesinc/gr-iio/pull/89
ということで、WSL2上で Ubuntu18.04 + GNU Radio V3.7と
Ubuntu20.04 + GNU Radio V3.8が共存できましたとさ。
別途Linuxマシンを準備しなくていいので便利です。
ADALM-PLUTOはネットワーク越しに動作しているように見えるので
WSLから扱えます。gr-ad2 は残念ながら動作しませんでした。
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