2019年03月24日

HackRF One はじめました。

-@-
HackRF Oneのクロックが+20ppm(どんどんずれていく)程あり、UHFの狭帯域無線ではチューンするのが難しかったので、TCXOモジュール
を入手しました。

hackrf_tcxo.jpg

入手してから気づいたのですが、このTCXOモジュールを付けるとケースに入らなくなるので、後追いでメタルケースも調達しました。

接続/リセット後は内蔵のクロックも有効になっているらしく、CLOCK_OUT端子からはTCXOとデフォルトクロックの2つのスペクトルを確認できます。hackrf_transferを実行したり、GQRXで接続するとTCXOに切り替わるようなので、hackrf_si5351c -n 0 -r はやらなくてもOKっぽいです。
ちなみに、hackrf_infoでは切り替わりません。

結果、周波数ズレは+0.1ppm程度になりました。測定器側がGPS Lockではないので、どっちがずれているかは??です。


-A-
HackRF Oneをノートパソコンの裏に固定してできるようにしました。

hackrf_fix_laptop1.jpg

使用したのはスマートフォンをはさむホルダ+カメラを固定するクリップです。
これで電波探訪(?)もばっちりです。


-B-
HackRF OneのtoolsをWindowsで使う場合は、MINGWを入れて自前でコンパイルするという方法が主流(?)なのですが、
PothosSDRをインストールすると、インストール先のbinフォルダに下記のコンパイル済みのバイナリが入っています。

hackrf_clock.exe
hackrf_cpldjtag.exe
hackrf_debug.exe
hackrf_info.exe
hackrf_operacake.exe
hackrf_spiflash.exe
hackrf_sweep.exe
hackrf_transfer.exe
hackrf.dll

hackrf_transfer -r と -t は動作確認できました。
posted by MON at 22:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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