秋月電子でLAP-C(16032)を購入しました。
ローエンド製品なのでチャネル当たり32kbitしかメモリがありません。
速度が混在するバスを観測すると遅いバスにメモリを奪われて、最後まで観測できませんでした。
と言うわけで、ZEROPLUS社製ロジアナ LAP-C32128(相当品含む) のメモリ72Mbit化 の記事を追試しました。
ばらしてみると、残念ながら我が子はZP322MC-5でしたので32ch化は不可。
SRAMはCY7C1347G-250AXC(4Mbit)が付いていました。まてよ。4Mbitなら16chで256kbit/chじゃいかと。
今回は横着してICクリップで足をつまんでPICKit2で書き込み。
さくっと完成。
ちなみに512kbitを選択すると、データがUNKNOWNになってしまいます。
32chのバスは選べますが、意味ないみたい。
ちょっと思うところがあって下記コードを追試したところ、正常にメモリの読み書きが出来るのは128kbit/chまで?と判明
i2c_start();
while(1){
i2c_write(i);
i++;
}
と言うわけで、ノー半田ゴテでメモリ4倍、オプション10追加となりましたとさ。
・感想
差別化ってこういうことなのかなぁ。。。そう言えばCPUの2次キャッシュを512KBと騙したこともあったなぁ。
素晴らしい情報を提供して頂いたIllegal function call様に感謝します。
ちょうどその話を聞いたので追試しようと
思っていたところで助かりました。
16chだと確かに256Kbitなのですが、
ロジアナ内部では32ch扱いと同様になります。
16chの製品では、残りの8chは未使用で8chは
データ圧縮モード時に使用されます。
よって結局、1ch 128Kbitまでしか使用できません。
162000とかいう製品も追加されたみたいなので
是非メモリ増設にもチャレンジしてみてください。