GNU Radio + ADALM-PLUTO を Windows10 + WSL/WSL2 + Ubuntu で使うためのメモ

Windows Store から Ubuntu 20.04LTSを入手
VTをBIOSで有効にしておき、下記URLを参考にしてWSL2の有効化。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install-win10https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/wsl2-kernelインストールされたら、
sudo apt update
sudo apt install gnuradio libgtk-3-dev libgl1-mesa-dev xorg-dev
で必要なコンポーネントを入れる。
画面を出すために、VcXsrvをインストール
nano ~/.profile
最終行に
export DISPLAY=localhost:0.0
を追加。
環境によっては上記ではうまく動かないので、その場合は、
export DISPLAY=$(cat /etc/resolv.conf | grep nameserver | awk '{print $2}'):0
とする。
一旦ログアウトして.profileを読み込むと gnuradio-companionが起動するはず。
OOT Block を作るために、
sudo apt install cmake liborc-0.4-dev swig
で、ビルドに必要なものを入れたら
任意のOOT Blockをbuildして
sudo ldconfig
とすれば良い。
ADALM-PLUTOは v3.8 では入れ方が異なるので
https://wiki.analog.com/resources/tools-software/linux-software/gnuradioを見ておく。
この通り入れたら、ビルドは成功したけどカテゴリが core に移動していて
探すのに手間取ったので v3.7 と合わせるようにプルリクエストしておいた。(マージ済み)
https://github.com/analogdevicesinc/gr-iio/pull/89ということで、WSL2上で Ubuntu18.04 + GNU Radio V3.7と
Ubuntu20.04 + GNU Radio V3.8が共存できましたとさ。
別途Linuxマシンを準備しなくていいので便利です。
ADALM-PLUTOはネットワーク越しに動作しているように見えるので
WSLから扱えます。
gr-ad2 は残念ながら動作しませんでした。